犯罪・刑事事件の解決事例
#慰謝料・損害賠償 . #人身事故

弁護士費用保険特約のご依頼から、慰謝料額を約2倍に引き上げた事例

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高見 慧 弁護士が解決
所属事務所弁護士法人きさらぎ福岡事務所
所在地福岡県 福岡市早良区

この事例の依頼主

20代 男性

相談前の状況

相談者様は、交通事故受傷後、治療を終了した後、加害者の保険会社から通院慰謝料等の賠償額を提示されましたが、弁護士が介入した方が賠償金の増額を見込めると聞き、また、ご家族が加入している任意保険に弁護士費用保険特約が付保されていたことから、保険会社へ弁護士費用保険特約が使用できるか確認し、当事務所へ法律相談に来られました。

解決への流れ

相談時に弁護士が受傷内容を確認したところ、骨折の受傷内容が確認できたことから、賠償金額は決して低い金額にはならない旨を説明したところ、加害者の保険会社からは、弁護士基準(裁判基準)の半分程度の提示であったため、ご依頼を受けることになりました。依頼を受けた後、弁護士が加害者の保険会社と交渉すると、裁判で認められる相場の8割程度の金額まで引き上げることができましたが、それ以上の金額の提示には難色を示したため、裁判には時間がかかるというリスクを了承頂き、裁判を提起することとなりました。その後、裁判で決着がついたのは数か月後ですが、結果として、相談者様は、最初の提示額の約2倍の賠償金を受け取ることに成功しました。

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高見 慧 弁護士からのコメント

交通事故における賠償費目のうち、傷害慰謝料は、通院期間や受傷内容によって判断されます。特に、傷害慰謝料は、弁護士が介入していない場合に、裁判で認められる相場の半分程度で示談をしてしまうケースが多いです。弁護士が介入すれば、適正な金額を算定したうえで、保険会社と交渉(場合によっては裁判)をすることができるので、受け取れる賠償金額は上がります。特に、加入している任意保険やご家族の保険に弁護士費用保険特約が付いている場合は、ご依頼者様の弁護士費用の手出しは0のまま、弁護士に依頼しての増額が見込めます(相談料も弁護士費用保険特約で支払われます)。保険会社から賠償金の提示をされた場合、一度法律事務所へご相談に行くことをお勧めします。